ホロスコープって一体どっから始めたらいいの?
読み方に順番とかってあるの?
ここからと決まりはないですが、分かりやすい読み方はあります。
まずは、基礎をしっかり押さえておく、あとは染み込ませて、自分の感性で広げていきましょう。
何より大切なのは、覚えるのではなく、感じること。
1.まずはホロスコープ内の4つのエレメントを見る『火地風水』
エレメンツのバランス 偏りのあるなし 主要天体がどこにあるかをチェック
宇宙に存在する四大元素『火地風水』。それを12星座に当てはめ「火・地・風・水」をエレメントごとにグループに分ける。
それぞれのグループには、得意不得意、特性があります。
火のエレメント‥おひつじ座、しし座、いて座
地のエレメント‥おうし座、おとめ座、やぎ座
風のエレメント‥ふたご座、てんびん座、みずがめ座
水のエレメント‥かに座、さそり座、うお座
火地風水は火風と地水の2グループに分けることもできる
火風は男性宮(陽)で 地水は女性宮(陰)。
陽 | 陰 |
火 風 | 地 水 |
上に行くエネルギー | 下に向くエネルギー |
拡散 | 融合 |
ぶつかり活性化、新しく加える | 純度高く、密度をよりよく濃く |
広く自由 | 触って確かめられるもの |
自分の持つ10天体のエレメントのバランスは?
火が多いか、水が多いか。バランスよくあるか偏ってるか。そこで本質的な気質や価値観がわかります。
火星座(おひつじ座、しし座、いて座)は直観、情熱、向上心
炎は上へと向かう「上昇志向」。(自分)
火は直接的には触れません「独立性」や「自立心」。
行くてを阻まれると激しく燃える「反発心」と「情熱」があります。
灰になったことを考えるより、チャレンジして燃やすことが目的。
火のエレメンツが強くなりすぎると、衝撃的で継続力がなかったり、他人意見に耳を傾けなかったり。
火のエレメンツが弱いと、やる気がないように見えたり、繊細で現実主義であったり。
地星座は(おうし座、おとめ座、やぎ座)安定、堅実、現実的
地は下へと向かう「安定志向」。(場所、物質)
風習を重んじる「保守的」。
人や物に執着「物質的」。
根拠を大事し、努力し安定していることが大切。
地のエレメンツが強くなりすぎると、こだわりすぎて、頑固になってしまったり。
地のエレメンツが弱いと、ちゃんとしないと踏み出せない、マイペース。
風星座は(ふたご座、てんびん座、みずがめ座)客観的、論理的、合理的
風は上へと向かう「上昇志向」。(情報、思考)
風は見えないものの動き「知識欲」や「客観性」。
頭の回転が速い。「社交的」と「情熱」があります。
多くのことを自由に、情報収集して交流することが大切。
風のエレメンツが強くなりすぎると、ふわふわと軽くクールな印象になることも。
風のエレメンツが弱いと、広い人間関係が苦手になることも。
水星座は(かに座、さそり座、うお座)感情的、共感、合理的
水は下へと向かう「一体化」。(感情の共有)
一対一を大切にしたい「情緒的」や「分かち合い」。
相手の気持ちをしっかり分かりたい。「共感力」があります。
大切な人と、深く理解し合うことが大切。
水のエレメンツが強くなりすぎると、良かれと思ってすることがお節介になることも。
水のエレメンツが弱いと、冷たい人と誤解されることも。
2.火地風水のそれぞれを活動宮・固定宮・柔軟宮に分け、行動パターンを知る
活動宮 物事をスタートさせ、アクションを起こすのが得意
おひつじ座 自分の目的のために動く
かに座 感情や自分の大切な仲間のために動く
てんびん座 相手のためや何かのつながりのために動く
やぎ座 社会に結果を出すために動く
固定宮 確実につなげ、地道な努力で発展させるのが得意
おうし座 自分の納得したこと、具体的な欲求のために動く
しし座 評価されることが大きな原動力。自分磨きのために動く
さそり座 相手との深いつながりを感じた時、相手のために動く
みずがめ座 今よりよりより社会や未来のために動く
柔軟宮 臨機応変に対応し、次に流動的に広げるのが得意
ふたご座 好奇心を満たし、自分を完成させて行くために動く
おとめ座 自己表現を実用的に役立てるために動く
いて座 視野を広げ、社会的なつながりへ導くために動く
うお座 良い悪いではなく、人々に寄り添うために動く
3.10天体をよんでいく 〜あなたの中の7人の魂の声と10幕の人生舞台〜
10天体とは月・水星・金星・太陽・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星
10天体は7つの魂を学び、3つの社会を学び、10の時間軸を体感していくことです。
天体というのは「時間」、「動的なエネルギー」。
サイン(星座)は「静的なエネルギー」。
「静」と「動」を掛け合わせ、12のハウスの舞台でストーリーが展開されていくのです。
ホロスコープはひとつの舞台です。私たちは俳優です。
天体の読む順番は年齢順にが分かりやすい 天体の年齢域とは
月0〜7歳 支配星♋️ 1つのサインに約2日半
無意識の人格・情緒の安定・慣れ親しんだやり方・母親・妻・子
欲 求 支えられている安心感や安定感
活用法 リラックスできるポイントがわかる
水星7〜15歳 支配星♊️♍️ 1つのサインに約1週間〜約2ヶ月半
知覚能力・言語能力・思考力・論理・短期の移動・兄弟・友人
欲 求 言葉を通じで自己を表現したい
活用法 才能と理想の仕事ががわかる
金星15〜24歳 支配星♉️♎️ 1つのサインに約1ヶ月
美意識・自己愛・恋愛・快楽・趣味・楽しみ・恋人・未婚女性
欲 求 内なる充実。愛されたいと言う欲求
活用法 人間関係や恋愛の楽しみ方がわかる
太陽24〜34歳支配星♌️ 1つのサインに約1ヶ月
自己実現の姿・意欲・基本性質・意識的な行動・父親や夫
欲 求 社会での在り方の欲求
活用法 自分らしく活躍できる場所がわかる
火星34〜45歳 支配星♈️♏️ 1つのサインに約2ヶ月弱
行動力・決断力・集中力・闘争心・エネルギー・性欲・青年男性
欲 求 性欲、勝利への欲求
活用法 やる気の出し方や失敗パターン、好みの男性のタイプがわかる
木星45〜57歳 支配星♐️♓️ 1つのサインに約1年
社会的発展・拡大・リラックス・幸運・思想・年長者・保護者
欲 求 高次なものに接近したい欲求
活用法 自信を持って自分の長所の伸ばし方がわかる
土星57〜70歳 支配星♑️♒️ 1つのサインに約2年半
継続力・安定感・実現力・排除・管理・抑圧・責任者・年長者
欲 求 秩序あるものにとどめておきたい欲求
活用法 課題と乗り越え方がわかる
天王星70〜84歳 支配星♒️ 1つのサインに約7年
革新・革命・ひらめき・科学・離婚・先進性・革命家・科学者
欲 求 他とは異なる存在になりたいという欲求
活用法 どんな目覚めがある世代かがわかる
海王星84〜死まで 支配星♓️ 1つのサインに約14年
夢・集合意識・依存・妄想・曖昧・霊性・音楽・芸術・薬物
欲 求 自由になりたい解放されたい欲求
活用法 どういう理想を掲げる世代かがわかる
冥王星死後 支配星♏️ 1つのサインに約12年〜32年
破壊と再生・変容・未知のものを取り込む・見えない領域・支配
欲 求 全く新しい存在になりたい欲求
活用法 変化を受け入れることで影響力を持てることがわかる
天体を読む手順
- ①月 ②水星 ③金星 ④太陽 ⑤火星 ⑥木星 ⑦土星 ⑧天王星 ⑨海王星 ⑩冥王星
- 10個の天体、それぞれのサイン(星座)とハウスの場所を確認。
- 天体同士の角度(アスペクト)を見る。
- 天体が、どのハウスにいるかを見る。
この10個の天体の中で①〜⑦の天体は、自分の中の幼少期〜老年期の内側の部分。7種類のお顔というわけです。
⑧〜⑩の天王星・海王星・冥王星は社会情勢、自分の人生の外側からやってくる舞台です。
どんなキャラクターを持って、地球上の輝く舞台で、どのように幕を閉じカーテンコールを浴びるか。
この世界はひとつの舞台。それぞれの舞台に登場して退場するだけ。
ひとりで様々な役を演じる七幕の舞台。シェイクスピアのこの言葉は、占星術の月から土星の7種類のこと。
ホロスコープはこの世の中、全ての人がいて成り立つこと。
全ての人が、ホロスコープに記された役割を完璧に果たしています。
そのままで完璧である。
当たる当たらない、良い悪いではありません。
あなただけのカルテを星たちに聞き、
お気に召すままの舞台に立つだけ。
自分だけの舞台づくりに役立てていけるのです。